犬夜叉 時代を越える想い｜無料で動画配信フル視聴できる公式サイトを紹介【アニメ映画】

かごめは玻璃の「支配」の術にかかって犬夜叉を攻撃し始めてしまった時に犬夜叉は、相手がかごめであることから手を出すことが出来ません。その姿に犬夜叉のかごめに対する愛情を感じました。かごめの方も支配されていても、犬夜叉に対して深い愛情があり矢で犬夜叉を射抜いてしまった後に、犬夜叉に対する愛情によってその支配から解放されます。このシーンがこの映画の中で一番好きなシーンでした。犬夜叉とかごめはよく、口喧嘩をしていますが心から通じ合っていることがこのシーンで感じられました。桔梗から「もとの時代に戻れ」と言われ、骨食いの井戸から現代に返されてしまった時には、二人が二度と会うことが出来ないのではないかと心配になりました。しかし、二人の思いは時代をも乗り越えてかごめは御神木を通じて犬夜叉と気持ちを通わせ、戦国時代に戻ることに成功し他時には深く感動しました。半妖である犬夜叉とかごめは人間とか妖怪とかの壁だけではなく、時代の壁さえも乗り越える愛を育んでいるんだと感じました。二人の愛の深さを感じることが出来る内容になっていたと思います。犬夜叉のアニメはストーリーが面白いだけではなく、二人の愛も見どころだと思います。

アニメが始まってからの初めての劇場版でしたが犬夜叉とかごめのお互いを思う気持ち、信頼関係がすごく表れた映画でした。戦国時代と現代と離れていても心は通じ合っている初めはあんなに仲悪かったのにと思うとかごめの人間性が犬夜叉の心を開かせたんだなと、すごいなと思いました。映画の展開の方は強敵が相手で犬夜叉とてなかなか苦戦してしまい他の仲間たちも窮地に追い込まれてしまいます。しかしそれぞれで覚悟を決めた戦闘シーンは映画ならではの迫力と感動がありました。ちなみに一番のお気に入りシーンは犬夜叉が最後ボスにとどめを刺すシーンでかごめの矢に合わせて技を撃つのですが、かごめがなかなか弓の狙いが定まりません。犬夜叉が心配になって声をかけた時にかごめが一言私を信じなさいよと言います。そして放たれた矢は見事に犬夜叉の技と合わさって倒します。このシーンのかごめの心の強さとかごめを信じ切った犬夜叉がなんとも感動的でした。

この作品は犬夜叉シリーズの中でも好きな話です。いつものように四魂のかけらの力で凶暴化した妖怪を退治していた犬夜叉一行、妖怪退治を終えかごめの弁当を楽しんでいましたが、雲母はさそりの毒で少し様子がおかしくなり急に誰かに呼ばれたかのように居なくなります。いつものように楽しんでいたのに雲母大丈夫かなと心配になったのを覚えています。そこから物語は大きく動き、２人の女によって雲母が操られ２人と一緒にいなくなってしまいます。その時の珊瑚ちゃんの顔がとても悲しそうで自分も何か大事にしていたものがいなくなってしまった気分になりました。それと同じように犬夜叉にも悲劇が、なんとかごめも敵に操られてしまうのです。かごめの手で犬夜叉は倒れてしまい、犬夜叉への強い想いで呪縛から解放され後悔するかごめに桔梗が現れ、元の時代に戻れと返されていまいます。このシーンが１番胸がいたくて辛い思いをしました。この映画のこのシーンで私は桔梗に良い印象が持てなくなり、かごめだけを応援すると決めました。

犬夜叉は子供のころ何度も見た作品で久々に見たら懐かしく感じてしまいました。劇場版1作品目ということもあってかなり期待していましたがその期待通りの作品でした。犬夜叉は面白アニメというよりかは感動なども組み込まれているので色々な見方が出来ると私的には思います。内容としては子供には少し難しいのでは？と感じる部分もあります。アニメとのつながりも特になくこの作品単体を見るのもありだと思いましたが、逆につながりがなさ過ぎて面白みに欠ける部分もありました。シリーズとしてはまだまだ序盤の方なので今後どのような旅になるのか気になりますが、現時点で仲間との信頼関係が築けている部分も見どころの一つになってくると私は思います。